桂枝茯苓丸

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

漢方薬は中国で生まれた体系医学で、その起源は遠く2千年以上もさかのぼります。そして、日本にも古くから伝わり、独自の発展をとげました。

桂枝茯苓丸とは“お血”に対する代表的な方剤で、女性特有の疾患等によく処方されている漢方薬です。中国の漢時代の「金匱要略」という古典書で紹介されています。

生薬構成

桂皮(シナモン)
体を温め、血行を促進し、痛みをとめる
茯苓(サルノコシカケ科の菌核)
利尿作用があり、水滞からくるむくみや眩暈にもいい
牡丹皮(ボタン科の根皮)
子宮収縮を抑制したり、オ血を散らし、血液循環を良くする
桃仁(バラ科モモの種子)
血行を良くし、鎮痛作用がある
種子の油分により潤腸作用もある
芍薬(シャクヤクの根)
炎症を取り除き、血を巡らせ、止痛作用がある

効能

月経異常、月経困難症、帯下、更年期障害、自律神経失調症、冷え性、子宮内膜症、手掌角化症、ニキビ、肝斑(しみ)、じんま疹、打撲症、痔核、慢性肝斑、静脈瘤

副作用

まれに発疹、発赤、かゆみ、食欲不振、下痢等の症状がでる場合がございますが、基本的には生薬ですので安心して服用して頂けます。

また、次の方は医師にご相談下さい。

  • 別の病気等で治療を受けている方
  • 妊婦さん、又は妊娠の可能性がある方
  • 虚弱体質な方
  • 過去に何らかの薬で発疹、発赤、かゆみ等を起こしたことがある方

用法

朝 昼 夜:1日3回 各1包

用量

2.5g × 3

料金

2週間分 ¥1,500

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